数年前に、ホームセンターに「つるバラ」を買いに行きました。
バラはとにかく品種が多いです。
並んでいるのは苗木でまだ花は付いていませんでしたので、品種が描いてある写真付きのカードを見ながら選びました。
色は赤、ピンク、白、黄色、と様々。
花の大きも大、中、小と様々。
花びらの枚数も、多いものや少ないもの様々。
この中で、淡いピンク色に白い色が混ざっており、花びらの数が多い”ミミエデン”という品種の前で足が止まってしまいました。
かわいいなぁ
あれから3年以上たち、毎年予想通りの可愛い花を咲かせてくれます。
ちょっと気にかけていないと、すぐに灰色のカビがついたり、それなりに手間がかかりますが、花の大きさ、色がお気に入りです。
今年は、ウイルス性の病気(黒星病、灰色カビ病)予防のためベンレートという薬剤を、冬の間から時々散布しました。
そうしたところ、効果てきめん。
とても綺麗な葉が生え揃い、花にも病気らしき気配が今の所ありません。
そして、このミミエデン。
四季咲きとはいえ、真冬でも花を咲かせるのです。
ちょと、ちょっと、今は咲かなくてもいいから、と言いたくなります。
暖かい時期のように、完全に花開くのではなく、
いかにも「寒いです」といった咲き方です。
色も淡く、元気はありません。
そして。ミミエデンは花が終わっても落ちません。
でも、それはそれで、また味わいがあります。