450年続く、幽霊子育飴本舗
Takataroが京都に住んでいた頃、「幽霊子育飴(ゆうれいこそだてあめ)」というものがあるという話を、どこからか聞きました。
最初は、そんな馬鹿なと、正直思いました。
でも、忘れたと思っても、何かのときに心に引っかかるものがあり、調べてみると、かつて平清盛(たいらのきよもり)が本拠地とした六波羅(ろくはら)という場所に、今でもお店があることがわかりました。
六波羅一帯は、冥土(めいど)と霊にかかわる伝説が多いところです。
鐘が地下にある六波羅密寺(ろくはらみつじ)や、陰陽師(おんみょうじ)が霊界と行き来した井戸がある六道珍皇寺(りくどうちんこうじ)、また、鳥辺野(とりべの)と呼ばれる、埋葬地がある、京都の中でも独特の雰囲気がある場所です。
ふりがなをつけないと、読めない名前や地名が多いです。
その幽霊子育飴を売る店は、六波羅密寺と同じ町内の轆轤(ろくろ)町にあります。轆轤町は、江戸時代以前は、髑髏(どくろ)町という名前の場所です。鳥辺野に近く、人骨が散乱していたという説があります。
前置きが長くなりました。
幽霊子育飴については、幽霊子育飴本舗のホームページをごらんください。
ちなみに、Takataroは、飴は好きではありませんが、撮影用に一袋買いました。そして、カメラバッグに入れておいて、お腹が空いた時、少しずつ食べました。
昔からの鼈甲(べっこう)飴で、懐かしい味がしました。
「みなとや幽霊子育飴本舗」の公式ホームページ
http://kosodateame.com/yurai.html/
The candy store which sold the ghost candy exists in Kyoto Higashiyama (Kyoto Prefecture), still selling ‘Yurei Kosodate Ame’ (ghost’s candy to care for her child).