陰陽師 小野 篁(おののたかむら)は、井戸から霊界に出入りしていた
陰陽師(おんみょうじ)といえば、漫画のおかげで安倍清明(あべのせいめい)が、超有名になりました。
いづれ、安倍清明を祭る「清明神社」もご紹介しますが、今回は、小野 篁の番です。
小野 篁は、平安時代前期(800年代)に実在の人物です。
昼間は朝廷の役人として使え、夜になると、六道珍皇寺(りくどうちんこうじ)の井戸から冥土(めいど)に行って、閻魔大王の秘書のようなことをしていたという伝説があります。
また、冥土(霊界)で、亡くなった母親と会っていたとも言われています。
どこまでが本当で、どこからが作り話しなのでしょうか。
六道珍皇寺にある小野 篁の木像。小野 篁は、身長が180センチメートル以上ある巨漢だったようです。
小野 篁 作といわれる閻魔大王像。毎夜会っていたのですから、生き写しかも。
中央奥に見えるのが、小野 篁が冥土に行くときに利用した井戸です。
Ono-no-Takamura which was a fortune-teller was a government official in the daytime and he went to the other world from a well at night and he does the work of the secretary of Enma Daio (great king Enma).
「六道珍皇寺」の公式ホームページ
http://www.rokudou.jp/