六道珍皇寺の読み方は「りくどうちんこうじ」が正解です
幽霊子育飴本舗のすぐ近くに、六道の辻(りくどうのつじ)という場所があります。
京都の「六道の辻」は、あの世とこの世の出入り口なのです。
六道とは、仏教で、1.地獄 2.餓鬼 3.畜生 4.修羅 5.人間 6.天上 の世界を指すとのこと。
あなたは、六道の辻から、どの世界に旅だちますか。
その六道の辻にあって、あの世とこの世の橋渡しをするのが「六道珍皇寺(りくどうちんこうじ)」なのです。
盂蘭盆会(うらぼんえ)には、この寺の「迎え鐘(むかえがね)」で、先祖の霊を呼び戻すのです。
そして、盆の終わりに、先祖の霊を再び霊界に送り返すのが、「五山の送り火」なのです。霊界に無事に帰れるように、足元を送り火で明るく照らすのです。
したがって、六道の辻にほど近い、飴屋に幽霊が現れても不思議ではないのです。
六道珍皇寺の門と、六道の辻の道しるべ。
左の石碑にある、陰陽師「小野篁(おののたかむら)」については、次回に紹介。
境内には「迎鐘(むかえがね)」と看板のある鐘楼(しょうろう)があります。鐘は見えません
盂蘭盆の時だけ、この鐘を引くことができます。
衝く(つく)のではなく、引くのです。
先祖の霊に、戻っておいでと「引く」のです。
There is Rikudo-chinkouji Temple in the place seeing life after death.
They pull a rope and sound a bell to call back an ancestral ghost.
「六道珍皇寺」の公式ホームページ
http://www.rokudou.jp/