国東半島、天念寺の川中不動磨崖仏
国東半島の熊野磨崖仏(このブログで掲載済み)の駐車場で、タクシーの運転手さんから教えてもらった磨崖仏です。
タクシーの運転手さんは、熊野の磨崖仏よりお客さんに喜んでもらえる場所と言っていましたが、確かに熊野のようなしんどい石段が無いので、お客さんは喜ぶわ、と思いました。
ここの磨崖仏は、天念寺の前の長岩屋川の大岩に、平安時代に掘られたものだそうです。長岩屋川の氾濫を防ぐ願いで、3mほどの高さの不動明王が掘られています。
上畑釈迦堂の磨崖仏
上坂田(かみさかだ)の磨崖神像を目指して行ったつもりが、別の磨崖仏だったという、おまけで出会った磨崖仏。
垂直の岩壁の下をくりぬいて、小ぶりの磨崖仏が彫られています。
室町末期頃の製作と言われています。
私個人的には、お地蔵さんを思わせる感じが好きです。
犬飼石仏
国宝の臼杵石仏に向かう道中で見つけた磨崖仏です。
全く事前知識なく寄り道。
駐車場もないので路肩に車を停めて石段を上ってみたら、想像以上に立派な石仏でした。
阿蘇山の火砕流でできた岩盤にめり込むような立派な祠(ほこら)があり、その中に、不動明王坐像・二童子立像の三尊が刻まれています。