大分県豊後高田市 ホーランエンヤは、正月の海に飛び込む

ホーランエンヤは、島根県、大分県、広島県の3ヶ所に残る海の祭り

皆さんは、ホーランエンヤって、知っていますか?
日本語のような、そうでないような。
ホーランエンヤとは、めでたい宝来船(ほうらいせん)を漕ぐときの掛け声、宝来栄弥(ほうらいえいや)からきているという説があります。

ホーランエンヤという海のお祭りは、島根県松江市(10年毎、5月)、大分県豊後高田市(毎年1月)、広島県尾道市(毎年7月)の三ヶ所で、別々の祭りとして行われています。
Takataroは、このうち、松江市と豊後高田市は行きましたが、尾道市にはまだです。

島根県のホーランエンヤの画像はコチラ

島根県のホーランエンヤのkono1ページ
http://kono1.jp/festival/festival1126

大分県のホーランエンヤは正月に開催されていた

豊後高田市のホーランエンヤは、昔は旧暦元日に行われていました。
祭りが行われる、豊後高田市の海は、満潮干潮の高低差が大きいことから、最近では、1月の満潮時にあわせて開催されています。
写真は掲載しませんが、祭りが開催される数時間前は、桂川は、川底が完全に現れるほど汐が引いた状態でした。

祭りが始まると、宝来船には、裸に締め込み姿の男衆が、櫂(かい)で船を漕ぎます、
船からは、紅白の餅が、岸の観衆に向かって、どんどん投げられます。

下記画像の、船と岸の間の空中に、白い物体が写っていますが、カモメではなく、餅です。

豊後高田ホーランエンヤ01

豊後高田ホーランエンヤ04

豊後高田ホーランエンヤ03

岸の観衆からの祝儀を受け取るため、真冬の海にジャンプ

桂川の岸は、垂直のコンクリートで造られています。この祭りのためなのか、ところどころに階段が設けられていて、観衆が祝儀の酒を見せると、宝来船の男たちが、真冬の桂川、と言っても海水に飛び込んで、祝儀を受け取りに行きます。

豊後高田ホーランエンヤ06

豊後高田ホーランエンヤ07

「豊後高田市」の公式ホームページ
http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/page_00074.html

宝来船は、豊後高田市役所近くから出発し、いったん河口まで行き、再度さかのぼって、市役所前で下船します。

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