消えてゆく、日本の祭り
日本から、多くの祭りが消えてゆこうとしています。
いろいろな祭りにいくと、誰がこんな事考えたんだと笑ってしまうような行事に多く出会います。
いつか、どこかで、誰かが考えて、始めたはずなんですよね。
そして、祭り開催には、莫大なお金がかかります。
主催地区の高齢化により、神輿(みこし)を担ぐ(かつぐ)人が減少します。
かつて、繁栄していた主催地区が、衰退もします。
そして、主催地区以外の人たちの協力を得て、何とか存続している祭りが増えています。
木浦鉱山すみつけ祭り
日本祭り遺産というものがあれば、ぜひ登録して保存すべきと思う祭りは、限界集落に多くあります。
大分県佐伯市宇目木浦鉱山地区は、江戸時代初期(400年前)から、銀や錫(すず)の採掘で繁栄した町でしたが、今は人口50人前後で高齢者がほとんど。車のナビで行っても、道に迷ったのではないかと思ってしまう場所です。
この町の出身者たちが協力して、何とか存続させようと努力している祭りが、「木浦鉱山すみつけ祭」です。
墨付け祭は、全国にありますが、この木浦鉱山の祭は、存続の危機感とともに、日本人としての郷愁を感じ、保存の必要性を感じました。
詳細は以下のサイトをご覧ください。
「一般財団法人地域活性化センター」の公式ホームページ
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/1007/html/f12.htm/a>