夜桜ライトアップでは、全国屈指の質だと思う
平安神宮については、別に書く機会があると思うので、今回はさらっとにとどめます。
明治になり、天皇が東京に行かれてしまって、寂れゆく京都を立て直すために、様々なプロジェクトが国家的規模で行われたわけです。
琵琶湖疏水と、その水を使った蹴上(けあげ)の水力発電所(これも、別の機会に書きます)、その電力を使った国内初の市電。
これらのプロジェクトの中に、「内国博覧会」があって、その会場として造られたのが、現在の平安神宮なのです。
今ならば、幕張メッセや東京ビッグサイトのような最新の製品の展示会場、あるいは、万国博覧会の会場のようなものだったわけですが、その開催が、平安京遷都1100年を記念したものであったため、会場の建物を、遷都当時の平安京の縮小版にしました。
さて、この平安神宮の本殿の背後には、広大な神苑(しんえん)という庭園があり、春には紅枝垂れ桜の絶景になります。
特に、毎年春に、夜間ライトアップとコンサートが行われます。
普段は、夜間の入場はできない場所だけに、貴重な花見になります。
「平安神宮」の公式ホームページ
http://www.heianjingu.or.jp//a>