100年前は、どれほど見事であったかと思わせる神代桜
北杜市は、甲府市と諏訪市の中間にあり、南アルプスの麓(ふもと)に位置します。
ここに、実相寺(じっそうじ)という桜で有名な寺があります。
桜の開花時期には、寺の周囲が桜で覆われます。
背景に、南アルプスがそびえて、信州の美しい景観です。
この寺の有名な一本桜は、山高神代桜です。山高は地名ですので、神代桜(じんだいZざくら)だけで
通用します。
今では、株近くが残り、かろうじて残った枝に花をつけているという末期的状況になっています。生き物の寿命が近づいていると感じます。
巨大な幹から想像すると、おそらく全盛期には、京都醍醐寺の大紅しだれ桜ほどの巨木であったものと思われます。
「実相寺」の公式ホームページ
http://park8.wakwak.com/~matsunaga//a>