六義園の入り口にある大枝垂れ桜が人気
六義園は、年間を通して見事に手入れされている都立公園で、元は1700頃に柳沢吉保という武士が、徳川綱吉から与えられた土地に築園したとのこと。当時は、江戸の二大庭園と称された回遊式日本庭園の代表です。
桜の開花にあわせて、夜間ライトアップが行われ、老若男女が仕事帰りなどに訪れにぎわいます。
特に、入り口近くにある大枝垂れ桜は、高さ15m、幅20mといわれ、東京の中ではトップクラスの美しい桜です。
ライトアップの早い時間に行くと、桜の周囲を何重にも見物客が取り巻いて、とても撮影などできる状況ではありません。
ただ、閉門間際というのか、閉門後というのか、立ち去りがたき人たちのために、数分間だけ桜全景を撮影する時間を設けてくれます。
さすが、江戸の粋(いき)なはからいです。
「東京都公園協会」の公式ホームページ
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html/a>