映画「婦系図 湯島の白梅」の舞台となった場所
文京区湯島と言っても、台東区の上野あるいは御徒町(おかちまち)のすぐ近く。
上野御徒町から春日通りを西に歩くと、上り坂の高台にさしかかり、上りきったところが湯島天満宮(湯島天神)です。
天満宮といえば、京都の北野天満宮を本社とする神社で、学問の神、菅原道真公を祀ります。
だから、湯島天満宮にも、道真公が愛した梅なのです。
湯島天満宮一帯が、湯島と呼ばれ、泉鏡花原作の「婦系図(おんなけいず)湯島の白梅」は、この湯島が舞台となっています。
湯島エリアの南(蔵前通り)には、小説に登場する妻恋坂(つまこいざか)という地名の交差点があります(今では、大きな道路の交差点ですけど、当時は風情があった場所なのでしょう。)
この神社や梅林を広角で撮影すると、周囲を取り囲んでいるコンクリートの建物が写り込んでしまい、興ざめしてしまうため、ズームアップした画像が多くなってしまいます。
「湯島天満宮(天神)」の公式ホームページ
http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm/a>