京都市山科区　随心院（その3/3）”今様”と”能”

3月の観梅会では、本格的な今様や能を屋外で見る

隋心院では、3月に観梅会と”はねず踊り”の披露があります。
この日、”はねず踊り”とともに披露されるのが、”今様（いまよう）”と、
”千本閻魔堂（嵯峨）の能：土蜘蛛”です。

”今様”も”能”も普通は屋内でしか見る機会がありませんが、この観梅会の会場では、開放的な屋外で、それも一番よいところだけのショートカット版で見ることができます。

写真も撮り放題。屋外だと、シャッター音も気になりません。
プチ贅沢な気分になれます。

”今様”は、地元の高校生が舞いました。
こういうのって、エールを送りたくなります。

千本閻魔堂の能が、隋心院で見ることができるのがいいです。
妖怪　土蜘蛛（つちぐも）を退治する話ですが、土蜘蛛が投げた糸が空中に広がる瞬間は、おぉ～と観客から声が出ます。
米国のスパイダーマンは、これを真似たのではないかと思ってしまいます。

By the festival held at Zuishin-in　temple in March, “Imayo” and “Noh play” that are traditional arts of Japan are shown.
”Imayo” is the modern song approximately 1,000 years ago that is a popular song.
”Noh play” is a play that attaches a mask and performs.
Tsuchigumo (spider) is the story that a samurai exterminates an ogre.
Tsuchigumo gives a spider line from a hand like Spider-Man.