今年1月頃から、少し歩くと右脇腹が痛くなり胆石や腎臓結石ではないかと思い、近所の総合病院の内科に行きました。
エコー検査の結果、石は全く無いとの診断結果。
念のため、整形外科を受診し、レントゲンとCTスキャンを受けたところ、「胸椎間板(きょうついかんぱん)ヘルニア」との診断結果。
医者が、どうしてこんな場所がヘルニアになったのでしょうね、、、と質問があったほど、日本国内ではほとんど事例がないと言われてしまいました。
「ヘルニア」とは、本来あるべき位置にある臓器が、別の場所に飛び出してしまった症状を言います。
私の場合、脊柱(せきちゅう)の真ん中あたりの骨と骨の間にあるべき軟骨(椎間板)が飛び出して、背骨の中(脊柱管)を通っている体幹神経を圧迫していることが原因で、肋間神経痛という症状が現れたのでした。
医者は、肋間神経痛だけであれば、手術するかどうかは本人の意思しだいだが、もしも足に異常があるようであれば、手術が必要とのことでした。
実は、足の裏に違和感を感じていたのが、どうもヘルニアが原因だったようで、結局、手術を受けることにしました。
インターネットで胸椎間板ヘルニアについて調べたところ、ほとんど情報がなく、「日本では滅多にない」という程度の情報だけでした。
手術日が決まってからは、どうにかなるさと「まな板の上の鯉」の心境。
全身麻酔による4時間の手術後の画像です。
2週間入院と言われましたが、驚異的回復により10日目で退院できました。
思えば、ちょうど1年前の8月の花火大会を、川の堤防の斜面に三脚を立てて、かなり無理な前かがみの姿勢で2時間近く撮影を続けたあと、足がしびれて立ち上がれなくなったのが、最初の症状でした。
今後、撮影の姿勢には十分気をつけたいと思いつつ、今年の残りの花火大会の予定を調べて居るところです。
まだ懲りない。