私Takataroは、道の駅茨城県版(年4回発行のフリーペーパー)に、茨城県の風景の画像を提供していることもあり、茨城県の四季の風景を心がけて撮影しています。
今は11月ですから、今撮影しているのは、来年秋号の候補先です。
ご存知の通り、茨城県は観光地人気などのランキングがとても低い。
私自身も、どこに撮影に行こうか悩むほど、撮影スポット(いわゆる絶景)は少ないと思います。
「ひたち海浜公園」のように人気ランキング全国トップクラスの場所もあるのですが、「ひたち海浜公園」は国営公園。
茨城県の努力ではないのです。
かといって、観光名所が少ないのかと言うと別問題。
観光に力を入れている他の都道府県であれば、もっと見栄えがするように力を入れそうな観光地に対して、ほとんど無策と思えるのです。
それだけ、観光に頼らなくても豊かな県という考え方もあります。
永源寺の紅葉は長い年月をかけた人工の美しさ
茨城県の紅葉名所のほとんどは、大自然の山や森。
京都のような、春は桜、秋は紅葉(モミジ)を人工的に植えまくって観光客を呼び込む社寺や庭園、公園がほとんどありません。
(京都と言っても京都府ではなく京都市だけですけど)
その点、大子町(だいごまち)の永源寺の紅葉は、京都の社寺を彷彿とさせる見事なモミジです。
永源寺の駐車場から見上げると、圧巻の紅葉。
紅葉狩りの観光客は、入り口で写真撮影が始まり、なかなか奥に進まないほどです。
永源寺の遠景
永源寺の境内の紅葉
早朝、駐車場からなだらかな坂道を登りながら紅葉を撮影しました。
京都の観光社寺と異なり、境内の山全体が墓地であり、墓石の上を紅葉が覆っているということ。
したがって、カメラのアングルがどうしても上になってしまうこと。
永源寺も、まさかこんなに紅葉狩りの観光客が押し寄せることになるとは考えていなかったことでしょう。
私が永源寺の駐車場を出る頃には、別の場所の臨時駐車場も満車になっていました。