前回は、横浜みなとみらいに展示してある日本丸(初代)の月一度の総帆展帆(そうはんてんぱん=全ての帆を開く)イベントをご紹介しました。
この帆を開く作業は、ボランティアの方々が担っています。
高いマストに登り、作業するのは見ているだけでヒヤヒヤします。
命綱をつけているとはいえ、ロープを足場に移動するのは勇気がいると思います。
帆を全て張り終えると、ボランティアの面々が整列し、観客に挨拶をします。
撮影時には気がつかなかったのですが、舳先(へさき)の3人の中央は女性のようです。
日本丸には乗船し見学することができます(有料)。
乗船用のブリッジから撮影
乗組員の寝室は、2段ベッドで8人部屋です。
ベッドの幅は、60㎝ほどしかありませんでした。
一等航海士や通信士長など上級役の部屋のベッドは立派です。
ベッドの上の毛布が、船独特の折りたたみ方です。
この部屋は「孔雀」ですが、他の部屋は「松竹梅」というものもありました。
格式ある船の伝統を感じます。
機関室です。
帆船も、帆をたたんでいるときはエンジンでプロペラを回して推進します。
帆船は美しいですね。
別の機会に、東京湾や、長崎に寄港した2代目日本丸た海王丸の掲載したいと考えています。
「帆船日本丸記念財団」の公式ホームページ
http://www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/saildrill.html
日本丸メモリアルパークの場所