10時に八坂神社を出発した花傘巡行の列は、正午頃、再び八坂神社に戻ってきます。
2時間、装束(しょうぞく)を着て、7月の炎天下を歩くのですから、皆さんお疲れ気味です。
巡行の列がすべて八坂神社に到着した後、境内では、巡行参加者が様々な伝統芸能の奉納を行います。
滅多に観ることができないものがあり、価値があります。
南楼門(ろうもん)では、鷺踊りや、綾傘鉾の棒振り踊りなどが披露されます。
境内中央の舞殿でも、踊りや太鼓が披露されます。
祇園獅子舞です。飛んだり伏せたり、激しい動きをするのは、保存会の女性たちです。
久世六齋念仏です。念仏をとなえながら、鉦(かね)と太鼓を打ち踊ります。
「祇園東」の芸舞妓による踊り(をどり)の奉納です。
前回ブログで記載したとおり、祇園東の芸舞妓にお目にかかったのは、この日が初めてでした。
他の4花街(かがい)である祇園甲部、宮川町、先斗町(ぽんとちょう)、上七軒(かみしちけん)では、春の踊り(をどり)、秋の踊りなどを各々の歌舞練場(かぶれんじょう)で開催するため、足を運べば観ることができます。また、花街をうろうろしていると、普通に芸舞妓はんたちが歩いています。
その点、「祇園東」は私Takataroにとって謎の花街だったのです。
歌舞練場の場所がわからない、芸舞妓に出会えない、、、、
しかし、この日、こんなに可愛い人たちがいたんだと感激しました。(また、余談でした)
花街 先斗町(ぽんとちょう)の芸舞妓はんたちの踊りの奉納です。
先斗町については、後日(いつか)のブログでご紹介します。