京都五花街で一番古い上七軒の歌舞練場の春の踊り
花街と書くと、「はなまち」と読む方もいると思いますが、京都では「かがい」と呼びます。
京都五花街とは、1_祇園甲部、2_祇園東、3_先斗町(ぽんとちょう)、4_宮川町、5_上七軒(かみしちけん)をさします。
この五花街には、歌舞練場(かぶれんじょう)という、芸妓(げいこ)、舞妓(まいこ)が踊りや歌、笛、鼓(つづみ)等の稽古をする場所があります。
毎年春や秋に、この歌舞練場で、華やかな踊りのステージが開催されます。
今回は、上七軒の「北野をどり」の風景です。
祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町の4花街は東山にあり、道や鴨川を挟んで隣接していますが、上七軒だけは、上京区の北野天満宮の東側にあります。
豊臣秀吉が、北野天満宮を再建した時の余った建材で、7軒の茶屋を建てたのが発祥といわれています。
五花街では、一番古い歴史があります。
この上七軒の歌舞練場は、夏にはビアガーデンにもなり、舞妓はんと普通に話しながら飲食ができます。Takataroの花街知識は、ここで舞妓はんに教えてもらったことが多いです。
後日、このビアガーデンの風景も掲載するかもしれません。