7月10日頃になると、四条烏丸交差点周辺では、道路上で鉾(ほこ)の組み立てが始まっており、街中に祇園祭のざわめきのような雰囲気が高まってきます。
7月10日午前に、四条大橋で、神輿洗い用水祓清めの神事が行われますが、その日、八坂神社の3基の神輿(西御座、中御座、東御座)のうちの、中御座が、四条大橋の中央で、鴨川の水を振りかけられ洗われるのです。
左から、西御座(にしござ)、中御座、東御座です。真ん中の中御座が、八坂神社の主祭神である、素盞鳴尊(すさのおのみこと)が乗る神輿です。
写真は、神輿蔵を開けたばかりで、神輿の飾り付けはすべて取り外された状態です。
この、中御座神輿が、四条大橋から八坂神社に戻ってくるのを、八坂神社の西門前で迎える神事が、お迎え提灯(ちょうちん)です。
お迎え提灯の一行は、午後に八坂神社に集合します。子供武者のグループ、踊りのグループ、鷺(さぎ)踊りのグループなどです。
お祝いに、舞妓はんもやってきます。
午後4時過ぎに、一行は八坂神社を出発して、京都市役所まで行き、踊りなどを披露します。
京都市役所前の広場で、子供たちが鷺舞(サギマイ)などを披露します。
その2 につづく
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「京都祇園祭」の公式ホームページ
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