土曜日の宵宮には、岸和田港交差点(カンカン場)で、6時、9時、13時の3回、22基のだんじりによる「やりまわし」の披露があります。
祭の係に聞いたところでは、朝6時が一番盛り上がるとのことでしたので、この時間帯の有料観覧席券を購入しました(金曜日に)。
ホテルが堺市だったので、南海電鉄の堺駅 5時20分の始発急行に乗って、ぎりぎり6時に会場に到着できました。(岸和田駅からカンカン場までが結構遠いので、かなり焦りました)
前日の「試験曵き」は背後からの撮影でしたが、今回は正面からです。
ただ計算違いだったのが、朝6時は朝陽がまだ低く、カンカン場がほとんど日陰だったこと。
日陰と日向のコントラストがありすぎて、ちょっと後悔。9時か13時にすればよかったかなと。
まあ、初回だからロケハンにつもりでと割り切りました。
有料観覧席からの広角の眺めです。
だんじりを曵く人たちとだんじりの両方を画面に入れようとすれば、広角でないと入りません。
そうすると、だんじりの屋根で踊る大工方が小さくなります。
ということで、広角と望遠の2台のカメラで交互に撮影するという、結構慌ただしい撮影になりました。
やりまわしを連続写真(4枚)にしてみましたが、動画のような迫力が伝わらないですね。
朝6時の回では、会場がどよめくような緊張感が走った場面は、このときだけでした。
向かって右側から曲がって来ただんじりが、曲がりすぎて観覧席側のフェンスに接触。
だんじりが大きく傾きました。
観客席の観客は総立ちになりましたが、なんとか倒れずに立ちなおり、その後何事もなかったかのように走り去っていきました。
カンカン場を無事曲がり終えただんじりは、そのまま岸和田駅に向かって曵かれて行きます。
沿道は観客が埋め尽くしています。
岸和田港交差点(カンカン場)の地図
大きな地図で見る