”むかご”という小さな芋のような食べ物

先日、茨城県大子町(だいごまち)の袋田の滝に立ち寄りました。
インターネットの紅葉情報では、まだ”青葉”となっているのですが、すでに”見頃”直前まで色づいていました。

最近は、”紅葉情報”や”さくら開花情報”のサイトが氾濫していますが、おおむね1週間以上遅れた情報がほとんどなので信用していません。
現地の観光協会などに電話で確認するのが一番です。

ところで、ついでに近くの”奥久慈道の駅”に立ち寄りました。

そこで見つけたのが、むかごという、初めて見る食材。
むかご 小さな芋のような 食べ方

100円玉と大きさ比較しました。
大小様々です。
むかご 小さな芋のような 食べ方

芋(いも)のような、豆粒くらいのキウイフルーツのような。
皮をむいて食べるには小さすぎるし。

近くにいたオバちゃん(店員ではなくお客さん)が、「むかごは、混ぜご飯に入れて食べると最高に美味しい」と教えてくれました。
それを聞いていた別のオバちゃんが、「バターと塩こしょうで炒めても美味しい」
それを聞いていた別のオバちゃんが、「息子が、むかごが大好きで、帰ってくるたびにむかごご飯を作る」

いやいや、オバちゃんたちの情報は素晴らしい。

一つ買って帰ったところ、わたしの奥さんがクックバッドで調理方法を調べています。
はたして、どんな料理になって出てくるのか、楽しみです。

調べてみたら、「むかご」とは山芋のツルにできる副産物とのこと。
農家の人には聞いたところ、「山芋」を栽培しても副産物の「むかご」の収穫など面倒なうえに採算が合わないから、暇な年寄りしかやらないとのこと。

2015/11/6 追記
私の奥さんが、むかごの料理を作ってくれました。
一品は、”むかご”を塩こしょうだけで炒めたもの。
これは、写真に撮っても、上記の写真と見た目変わらないため撮影は省略しましたが、食感は美味しい!
皮ごと食べるのですが、皮は全く口に残らず、ほくほくのジャガイモを食べているみたい。
お酒のツマミには最高かも。

二品目は、混ぜご飯。
むかごの混ぜご飯

鶏肉が入っています。
これは、栗ご飯のような食感。
”むかご”を手軽に入手できるものなら、くせになりそうです。

ということで、数粒を料理しないで残しました。
来年、むかごを種まきして、育ててみることにしました。

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