宮古島の田舎(サトウキビ畑が多い)を車で走っていると、交差点などに警察官姿の人形が立っています。
風貌は、日本の警察官らしくない長身、そして、国籍不明の顔と表情。
風雨にさらされているせいか、顔色が悪い。
もうちょっと、なんとかならないかと思わずにいられない。
けれども、観光客には人気者らしい。
車を止めて記念撮影する人が多い。
(私もその一人だったけれども)
この警察官姿の人形の名前は「まもる君」。
(正確には、全島に17体あり、それぞれ名前が付いているらしいです)
東平安名岬の近くには、婦人警察官と並んだ「まもる君」の顔出しパネルがありました。
おぉ、婦人警察官人形もあるのか。
それからは、「まる子ちゃん」を探しながら運転しました。
しかしながら、「まもる君」はあちこちで見つかるのに「まる子ちゃん」とは遭遇できず。
パトカーが停まっていたので「まる子ちゃん」はどこに居るのか聞きました。
なんと、「まもる君」は17体あるけど、「まる子ちゃん」は1体しかないので、普段は「宮古島警察署」の玄関に立っているとのこと。
普段はということは、イベントなどで出かけることも多いらしい。
ちなみに、この日はいるかとお聞きしたところ、居るのがあまりにも当たり前になりすぎて、いたかどうか気づかなかったということでした。
そこで、即、宮古島警察署に向かいました。
自分から警察署に行くのは、免許更新の時くらいですが、好奇心は止まらない。
確かに宮古島署の玄関に、「まる子ちゃん」だけでなく「まもる君」も居ました。
こういう表情の警察官に呼び止められたら、落ち込んでしまいそうな不気味な暗い表情。
宮古島の青い空のような、爽やかな表情であれば、もっと人気が出るのでは?
ところが、これで結構人気があるようです。
宮古島警察署の売店で売っている「まもる君」グッズがいろいろ
右上のピアスなんて東京で耳にぶら下げていたら、注目度抜群のはず!
宮古島のお土産コーナーにはどこにでも「まもる君」グッズが置いてありました。
私が買ったのは、泡盛の小瓶に「まもる君」と「まる子ちゃん」のラベルが貼ってあるもの。
交通安全を呼びかける「まもる君」と「まる子ちゃん」には如何なものかと思いつつですけど。
さんぴん茶のペットボトルは、大きさ比較のために置いたものです。
(さんぴん茶は、濃いジャスミンティーで美味しかったです。)
宮古島警察署の場所