伊豆の修善寺に”虹の郷(さと)”という観光公園があります。
修善寺といえば関東では有名な温泉地。
社員旅行などで行ったことがあるという人は多い場所です。
この温泉地にある”虹の郷”に6月初旬の平日の開門時間直後に行きました。
わざわざ「平日の開門時間直後に」と書いたのは、これから紹介する風景に、人がほとんど写っていないので、寂れた公園と思われては困るからです。
また、人が写らないように、ファインダーの中に人がいなくなるのを待って撮影していますので、念のため。
さて、伊豆に行く計画をしていた時、知人が”虹の郷”に行けば、「花しょうぶ」が見頃かもしれないと教えてくれました。
正直なところ、しょうぶ、あやめ、カキツバタの違いを覚えても、すぐに忘れるこのごろ。
写真を撮るには、とても難しい花です。
咲き始めの一番花を撮れればまだいいのですが、時期が遅れると、綺麗な二番花の背後に、しおれた一番花が写っていたり。
ともかく、虹の郷に行きました。
今回は、「花しょうぶ」で勝負と思い、わき目もふらずに日本庭園 花しょうぶ園に向かうつもりだったのですが、
結局、下記園内案内図の⭕️印のうち、花しょうぶ園以外での撮影時間が長くなってしまいました。
ゲートは入った途端、おしゃれな外国の街並みが。
イギリス村と呼ばれる場所です。
当初の、花しょうぶ園に行く計画が狂い、絵になるイギリス村の撮影に取り掛かっていました。
その後、広い公園内をてくてくと歩いて日本庭園に向かいましたが、その途中の美しい景色が気になって仕方がない。
とりあえず、「日本庭園」にたどり着き、花しょうぶ園を撮影したのでした。
その後、ロイヤルローズガーデンに向かい撮影しました。
バラ開花時期の後半でしたが、まだ十分堪能出来ました。
しょうぶ類と異なり、バラは誰がどんなカメラで撮っても、それなりに美しい。
帰り道、ゲートに向かう道を歩いていると、向こうから蒸気機関車が走ってくるではありませんか。
ミニレールがあるので、テーマパークによくある遊園地用のおもちゃのような車両かと思い込んでいました。
向かってくるのは、どう見てもおもちゃではない。
すごくかっこいい。
この公園内を走る機関車ですが、正式な公共鉄道線路として認定されていると聞いて驚き。
機関車は、イギリス製。
線路の幅が15インチ(38cm)と世界最小の「ロムニー」規格と呼ばれる正式な鉄道とのこと。
ゲートに向かうはずが、機関車を追っかけて逆方向に歩いていました。
この日は、「Northern Rock2」号が走っていましたが、他に数種類の車両があるとのこと。
私Takataroは、鉄道写真マニア(撮り鉄)ではありませんが、他の車両も撮影したいと思いました。
線路脇で機関車が近づいてくるのを待っていると、ちょうど良いところで蒸気を吹き出してくれました。
きっと、運転士の方が、私に気がついてサービスしてくれたと感じました。
「花しょうぶ」よりも「イギリス製ロムニー蒸気機関車」に子供のように感激したTakataroでした。
”虹の郷”の公式ページ
http://www.nijinosato.com/index.html
”虹の郷 ロムニー鉄道”の公式ページ
http://www.nijinosato.com/lookaround/romneyrailway/romney.html
修善寺”虹の郷”の場所