岩手県滝沢村 ちゃぐちゃぐ馬コは、馬を大事にした農村の馬祭り

あけまして、おめでとうございます。 2014年 午年

今年は、午年(うまどし)です。
今年最初の「美しい日本、この1枚」は馬にちなんだ祭りをご紹介します。

岩手県JR盛岡駅から、車で20分ほどの場所に滝沢村があります。村と言っても、今は郊外の住宅地といった街並みです。

この滝沢村の、鬼越蒼前神社から、盛岡市街まで、約13kmの馬の行進(パレード)が、ちゃぐちゃぐ馬コです。
毎年6月の第2土曜日に開催されます。

当日朝、蒼前神社には、全身に華麗な装飾をまとった、体格の大きな日本馬が、続々と集合してきます。どの馬も、おとなしく、堂々としています。

ちゃぐちゃぐ馬コ02

昔の農村では、馬は家族の一員だったのだと感じる

馬に乗るのは、編み笠をかぶった若い女性と、子供(男女)です。
祭りの主役は、馬ですが、大きな馬のうえに、チョコンと乗った子供が、可愛い。

行進が出発すると、すぐに田園の道を進みます。
ネットでちゃぐちゃぐ馬コを画像検索すると、岩手山を背景にして田園のなかを行進する画像がありますが、それがこの場所です。
ちゃぐちゃぐ馬コ01

ちゃぐちゃぐ馬コ03

この田園風景は、ほんのわずかの距離で、すぐに街中へと入ってゆきます。
カメラマンが圧倒的に多いのは、この田園風景の場所になります。

やはり、田園風景と、農耕馬と編み笠の女性子供のコラボレーションが美しいのです。

「滝沢村」の公式ホームページ
http://www.vill.takizawa.iwate.jp/01chag


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