相馬野馬追の名前の由来がわかる野馬懸け
相馬野馬追祭りの最終日(3日目)は、南相馬市の小高神社が会場です。
自動車道から、舗装されていないでこぼこの道を200m程度登ったところに小高神社があります。
野馬懸けは、その昔、野生の馬を捕まえて、1頭を神馬とし、他の馬は競りにかけて販売した様子を、祭りで実演するものです。
祭りは、自動車道から登ってきたでこぼこ道に、野生馬に見立てて放たれた馬を、数頭の騎馬武者が追いたてて小高神社に追い込むところから始まります。
最初に、神馬を捕獲する
数頭の野生馬が、小高神社境内に追い込まれたのち、最初に神馬として奉納する馬の捕獲が始まります。
白装束の男たちが、逃げ回る馬を素手で捕獲しようとします。
首に抱きつき、鬣(たてがみ)をつかみますが、宙を舞うように振り回されることもあります。
最初に捕獲した馬は、神馬として神社に連れて行かれお祓いを受けます。
他の馬も、同様に捕獲されたのち、競りにかけられます。
この野馬懸けは、昔の野生馬の取引の様子を留めている唯一の神事といわれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
この、相馬野馬追祭りは、何度行っても、満足できる写真が撮れない、写真家にとっても魅力ある祭りです。
「相馬野馬追祭り」公式サイト
http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/