先日、撮影場所に行ったところ、天気が悪いので70〜200mmの望遠レンズに装着していたサーキュラーPLフィルターを外して、プロテクターフィルターに取り替えようとしました。
ところが、PLフィルターが外れない。
こういうことは、年に何度かあります。
ネジ山を痛めるなどもってのほかで、いつも丁寧に扱っています。
装着するときはスムーズでも、サーキュラーPLやサーキュラークロスフィルターは、撮影中に二重になっているフィルターをくるくる回すため、締めすぎることがあるのかもしれません。
自宅に戻って、取り外し作業です。
外れなくなったフィルターは、力ずくでは外れません。
力を抜いて、優しく回すと、あっさりと外れることがあります。
それでも外れない、今回のような場合
私はガムテープを使います。
サーキュラーフィルターは、ネジ山部分とフィルター部分が二重になっています。
また最近のフィルターは、デジカメの特性に合わせて、昔の半分くらいに厚さが薄くなっています。
今回のPLフィルターは、KenkoのZeta Ex CIRCULAR POLARIZER という特に薄い製品。
ガムテープを、フィルターの上下が動かないように貼り付けます。
レンズ本体には張ってはいけません。
レンズを上に向けて、手のひらで均等に押さえつけながら左に回します。
(日本は、ネジは原則左に回すと緩みます)
手のひらにもガムテープの粘着面が張り付くので、滑りません。
この方法は、レンズを落としたり、ぶつけたりしてフィルターが変形した場合は使えませんので念のため。