茨城県水戸市 偕楽園、日本三大名園の梅林

偕楽園は、入園料が無料。

水戸と言えば、葵(あおい)のご紋の水戸黄門様=水戸光圀(みつくに)公ということは、有名なところです。
水戸徳川家と呼ばれるだけに、徳川幕府直系の血筋。偉いのです。
でも、財政面では見栄を張って、結構苦しかったみたい。

偕楽園(かいらくえん)が、2代藩主:光圀公の時代のものかと思いきや、約200年の後の、9代藩主:斉昭(なりあき)公の時代(1842年)に造られた庭園なのです。

偕楽園とは、「民と偕(とも)に楽しむ場」という意味だそうです。
岡山県の後楽園は、「国を治める者は、民に先んじて憂い、民の後に楽しむべし」という言葉から取った名。共通したところがあります。
ちなみに、金沢の兼六園も、何か共通する意味があればと思ったのですが、「宏大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望の六つを兼ね備える名園」ということで、ちょっとあてがはずれました。

茨城県の名物は、水戸の納豆と梅干が有名です。この梅干は、偕楽園の梅林の梅からきているのではないかと思います。
納豆も梅干も保存食ですが、昔から城に梅の木が植えてあるのは、観賞用ではなく、梅の実を戦時の保存食にするためと言われています。
そういう点では、天下泰平になってから、城に桜が植えられるようになったのでしょうか。

偕楽園の梅01

偕楽園の梅03

偕楽園の梅04

偕楽園の梅05

偕楽園の梅06

Kairaku-en Garden of Mito is the park which a feudal lord made in 1842.
Kairaku-en Garden means that I enjoy it with people.
This park is famous for the flower of the plum. Plum Festival is in spring

「偕楽園」の公式ホームページ
http://www.kairakuen.u-888.com/index.html/a>


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