那須の宿泊先で、”駒止の滝”の紅葉が始まっていると聞き、翌朝、車で向かいました。宿の主が、茶臼山に上る途中の分かれ路を、”北温泉”方面に向かって行けばよいと教えてくれました。
言葉どおり、”駒止の滝”はすぐ見つかりました。それは、切り立った谷底にあり、観瀑台からでも、その一ヶ所からしか全体を見ることができない滝でした。紅葉には、少し早かったかなというタイミングでしたが、十分見ごたえがありました。
観瀑台の横から、谷底に向かう道を降りれば、もっと滝近くで撮影できるかもと思い、どんどん坂道を下りました。落石注意と書いてあるだけに、道端の柵のいたるところが、落石らしき壊れ方をしています。
これだけ、坂を下ると、帰りの登りがしんどいだろうなと頭をよぎったとき、谷底に瓦屋根の古びた民家らしきものが見えたのです。こんなところに住んでいる人がいるのかと近づいてみると、そこが”北温泉”でした。
なんと、プールのようなところから湯気が立っている。
ちょうど、宿から出てきた宿泊客に、温泉の感想を聞いたところ、2泊して帰るところということで、最高でしたということでした。
この宿は、映画テルマエロマエの撮影で利用されたとのことで、宿の中に、映画のスタッフが温泉に入っている写真が飾ってあるとのこと。
Takataroは、残念ながら次の予定があったので日帰り入浴もできませんでした。心残りです。