福井県小浜市 古代のロマン「お水送り」(その3_鵜の瀬送水神事)

いよいよ、お水送りのクライマックスである。鵜の瀬(うのせ) 送水神事になるのですが、写真の枚数が多いため、3回に分ける事にしました。


鵜の瀬という場所について。
若狭神宮寺から、約2km弱なだらかな坂道を、遠敷川に沿って遡(さかのぼ)ったところに、「鵜の瀬」があります。
道沿いには、この日の夜の松明行列に使用される松明が置かれています。


また、川の欄干(らんかん)には「お水送り」のノボリ、灯籠(とうろう)、そして御香水(ごこうずい)と書かれた水桶などを目にする事ができます。
福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇


遠敷川沿の道路から、鵜の瀬が見えます。
川幅が狭く、流れが早くなっている場所です。
ここが、夜に送水神事が行われる場所です。

福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

鵜の瀬に降りる階段の場所です。
夜、松明行列も、こも鳥居から入場します。
鳥居の上には、松明で燃えないように、トタン板が巻かれています。
福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

鵜の瀬の全体です。
狭い川床が、夜には人と松明で埋め尽くされます。
有名な送水神事が行われる場所に赤丸をしました。
夜の写真を見ても、位置関係が全くわかりませんから。

福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

朝8寺過ぎには、送水神事が行われる岩場の前には、報道陣の脚立が立ち並んでいました。
この場所には報道陣しか入れません。
お水送りの紹介でよく使用されている、送水神事を下から見上げるようなアングルの写真は、一般カメラマンは撮影できないのです。
報道は、翌日の朝刊やテレビニュースだけで終わりですが、一般人がブログで発信すれば、年中検索してみてもらえるのになあ、などと少し悔しい思いもありました。
この報道陣は、水際ギリギリのところで撮影するため、夜の送水神事の時、鵜の瀬に御香水が流される場面で、鵜の瀬の川面が全く見えないのです。
これって、なんとかしてほしいと思います。
福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇

ということで、鵜の瀬な川面だけ撮影することになります。
福井県小浜市 お水送り 鵜の瀬 送水神事 送水文奉上 水切り神事 護摩壇


鵜の瀬の場所

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