いよいよ、お水送りのクライマックスである。鵜の瀬(うのせ) 送水神事になるのですが、写真の枚数が多いため、3回に分ける事にしました。
鵜の瀬という場所について。
若狭神宮寺から、約2km弱なだらかな坂道を、遠敷川に沿って遡(さかのぼ)ったところに、「鵜の瀬」があります。
道沿いには、この日の夜の松明行列に使用される松明が置かれています。
また、川の欄干(らんかん)には「お水送り」のノボリ、灯籠(とうろう)、そして御香水(ごこうずい)と書かれた水桶などを目にする事ができます。
遠敷川沿の道路から、鵜の瀬が見えます。
川幅が狭く、流れが早くなっている場所です。
ここが、夜に送水神事が行われる場所です。
鵜の瀬に降りる階段の場所です。
夜、松明行列も、こも鳥居から入場します。
鳥居の上には、松明で燃えないように、トタン板が巻かれています。
鵜の瀬の全体です。
狭い川床が、夜には人と松明で埋め尽くされます。
有名な送水神事が行われる場所に赤丸をしました。
夜の写真を見ても、位置関係が全くわかりませんから。
朝8寺過ぎには、送水神事が行われる岩場の前には、報道陣の脚立が立ち並んでいました。
この場所には報道陣しか入れません。
お水送りの紹介でよく使用されている、送水神事を下から見上げるようなアングルの写真は、一般カメラマンは撮影できないのです。
報道は、翌日の朝刊やテレビニュースだけで終わりですが、一般人がブログで発信すれば、年中検索してみてもらえるのになあ、などと少し悔しい思いもありました。
この報道陣は、水際ギリギリのところで撮影するため、夜の送水神事の時、鵜の瀬に御香水が流される場面で、鵜の瀬の川面が全く見えないのです。
これって、なんとかしてほしいと思います。
鵜の瀬の場所