日本三大なんちゃらという根拠がはっきりしないランキングがあります。
人によって言うことが違うので、あてにはなりません。
福島県須賀川市の松明(たいまつ)あかしは、いろいろな日本三大火祭に常連でランキングしているので、誰が観てもこれはスゴイと思うからでしょう。
ちなみに、このブログで紹介済みの、福岡県大善寺の鬼夜(おによ)、と京都の鞍馬の火祭も常連のようです。
個人的には、大分県のケベス祭は異色の火祭としてランキングしても良いのではと思いますが、どうでしょうか。
大善寺の鬼夜のページ
http://kono1.jp/festival/festival858
鞍馬の火祭のページ
http://kono1.jp/festival/festival5465
ケベス祭のページ
http://kono1.jp/festival/festival998
さて、本題の 松明あかし は、須賀川市の翠ケ丘公園の中にある、五老山という場所で11月第二土曜日に実施されます。
以下の画像は、今年のものではなく、数年前のものです。
翠ケ丘公園です。
11月第二週ですが、紅葉まっただ中です。
公園内に、松明あかしについての由緒書きがありました。
須賀川城が、伊達政宗の軍勢に攻められ、抵抗むなしく陥落した(1589年)時の戦死者の霊を弔うために始まった祭りなのです。
420年以上続いている、歴史ある祭りなのです。
祭り当日、昼間に翠ケ丘公園に行くと、五老山にはすでに何本もの巨大な松明が建てられています。
これを松明(たいまつ)と呼ぶのかと思うほど巨大です。
長さ10m直径は1〜1.5mほどあります。
松明には、奉納する団体名が記載されています。
これから建てる松明は、150人ほどの参加者により担がれて、須賀川市内を練り歩きながら五老山に向かいます。
松明1本の重量は3トンということです。自家用車2台分くらいあります。
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画面下に、次ページクリックがあります。
松明あかしが行われる翠ケ丘公園の場所
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