一言ブログ

”ミミエデン”という名の四季咲きの可愛いツルバラ

数年前に、ホームセンターに「つるバラ」を買いに行きました。
バラはとにかく品種が多いです。
並んでいるのは苗木でまだ花は付いていませんでしたので、品種が描いてある写真付きのカードを見ながら選びました。

色は赤、ピンク、白、黄色、と様々。
花の大きも大、中、小と様々。
花びらの枚数も、多いものや少ないもの様々。

この中で、淡いピンク色に白い色が混ざっており、花びらの数が多い”ミミエデン”という品種の前で足が止まってしまいました。
かわいいなぁ

あれから3年以上たち、毎年予想通りの可愛い花を咲かせてくれます。
ちょっと気にかけていないと、すぐに灰色のカビがついたり、それなりに手間がかかりますが、花の大きさ、色がお気に入りです。
今年は、ウイルス性の病気(黒星病、灰色カビ病)予防のためベンレートという薬剤を、冬の間から時々散布しました。
そうしたところ、効果てきめん。
とても綺麗な葉が生え揃い、花にも病気らしき気配が今の所ありません。

ミミエデン ツルバラ ピンク 美しい かわいい

ミミエデン ツルバラ ピンク 美しい かわいい

ミミエデン ツルバラ ピンク 美しい かわいい

ミミエデン ツルバラ ピンク 美しい かわいい

ミミエデン ツルバラ ピンク 美しい かわいい


そして、このミミエデン。
四季咲きとはいえ、真冬でも花を咲かせるのです。
ちょと、ちょっと、今は咲かなくてもいいから、と言いたくなります。
暖かい時期のように、完全に花開くのではなく、
いかにも「寒いです」といった咲き方です。
色も淡く、元気はありません。

そして。ミミエデンは花が終わっても落ちません。
でも、それはそれで、また味わいがあります。
つるバラ 四季咲き ミミエデン

つるバラ 四季咲き ミミエデン

つるバラ 四季咲き ミミエデン

つるバラ 四季咲き ミミエデン

ラベンダーにミツバチ

我が家の鉢植えのラベンダーが満開です。
以前、うさぎのような花ということで「ウサギゴケ」という小さな食虫植物をご紹介しましたが、このラベンダー(おそらく、ストエスカスという品種)のほうがウサギのように見えてしまいます。
このラベンダーには、ミツバチが多くやってきます。

ゴールデンウイークは、どこに行っても人が多いので、出かけるのはやめて家にいます。
ラベンダーに集まるハチを見ながら、この高速で飛ぶハチの羽が止まって写るのは、シャッタースピードはどれくらいだろうなんて考え始めると、試してみたくなりました。

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

ミツバチ 写真撮影 シャッター速度 ラベンダー

500分の一秒くらいでは、飛んでいるハチの羽は写りません。
ジョジョにスピードを上げて、1600分の一秒でなんとか羽が写りました。

もっと早くすれば、とやってみましたが、あいにく夕方かつ曇ってきたため光量不足で画像が暗くなってしまいます。
とりあえず、1600分の一秒を頭にインプットしました。
それにしても、ハチの羽ばたきのスピードは速い。

ラディッシュを可愛く撮影したかったけど難しかった

前回、気持ち悪い「カイガラムシ」の話題だったので、今回はかわいい写真にしました。


ご近所さんから、畑で取り立てのラディッシュをいただきました。
無造作にバケツから鷲掴みで渡していただいたのですが、受け取った瞬間、「これ、写真に撮りたいなあ」といってしまうほど、カラフルでかわいいラディッシュでした。

そしたら、ご近所さんは、「それなら、白いラディッシュも採ってきてあげる」と畑に引き返して、白色も加わりました。

さて、撮影台にラディッシュを並べてみたものの、配置が難しい。
おまけに、ライトを近くで当てると葉が萎れてしまい、みずみずしさがなくなってしまいました。

もう一回、水につけて葉に元気を取り戻したりしながら、ああでもない、こうでもないと配置を変えて撮影しました。
こういうのは、生け花と同じで女性が得意な仕事なのでしょうね。

ということで、とりあえず撮ってみました。
ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい 

ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

どれも、スーパーのチラシに載っている写真みたいで、消化不良です。

最後に、一個だけ撮ってみようと写したものが、自分的にはアートかなと、とりあえずの落とし所でした。
ラディッシュ 赤い小さなカブ かわいい

カイガラムシを、シールはがしスプレーでやっつけた

庭仕事をしていると、いろいろな虫に出会って驚きます。

なかでも、この性格が穏やかな私がムキになって駆除する虫が。カイガラムシです。
カイガラムシは、静かに忍びよる悪魔です。
ある日、この樹、元気ないなあと思って近づいて見てみると樹の幹や枝、葉にカイガラムシがびっしり張り付いています。

カイガラムシには多数の種類があり、色や形が、年によってまた寄生する樹木によって異なりますが、基本的に体がロウ(ロウソクのロウです)で覆われています。
アブラムシを駆除するレベルの殺虫剤では、ロウがバリヤになって駆除効果がないのです。


先日、庭のミカンの樹の芽吹き状況を近くで見ていたら、白い花芽が付いていました。
おお、いよいよ花芽がついたか!
でも、ミカンの花芽と形が違うぞ。
ブルーベリーの花が、風で飛んできてくっついたのかな?

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

もっと近くでみると、花芽ではなく、初めて見るムシでした。
今まで見たことがない虫、それもかなり気持ち悪い。
他の橋にも数匹見つけました。
ネットで調べてみると、イセリヤカイガラムシということがわかりました。
カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

ミカンの葉についていたのを棒でひっくり返すと、腹が見えました。
気持ち悪い。
カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

硬いカイガラムシは、ゴム手袋で手で落とすのですが、このイセリヤカイガラムシは、プニュプニョで。棒で触っただけでつぶれてしまう。
棒には体液がついて、気持ち悪い。

こういう時は、殺虫剤のスミチオン乳剤やマラソン乳剤などを薄めないで原液のまま、カイガラムシに筆で塗りつけます。
より効果を高めるには、ダインという薬が葉に着きやすくする薬剤を混ぜます。

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ
翌日、カイガラムシは干からびたように死んでいました。
カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

一方で、薬剤は人間にも危険だし、残った薬剤の処分も面倒なため、もっと手っ取り早い方法がないかと考えた時、目の前の買ってきたばかりの「シールはがしスプレー」に目が留まりました。
シールはがしは、浸透力があるから、ひょっとして効果があるかも。

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

さっそくイセリヤカイガラムシにスプレーしてみました。
スプレーした瞬間、これは効果があったなと感じました。
翌日、カイガラムシは干からびたようになっていました。
おまけに、死んだカイガラムシの周りの、小さな子カイガラムシも一緒に死んでいました。

カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

その後、ミカンの花芽が多数着き始めると、花芽なのか、カイガラムシなのか見分けが着きにくくなってきました。
それでも、見つけ次第、シュッ。
シールはがしとは、いいものを見つけた
カイガラムシ 白い花芽のよう 駆除方法 みかんの木 イセリヤカイガラムシ

珍果ポポーの人工受粉の方法

我が家のポポー

ポポーとは、米国原産の果実です。
日本ではほとんど流通していません。
ポポーの栽培 ポポーの育てかた ポポーの受粉 人工受粉

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理由は、柔らかく傷みやすいことがありますが、独特の味が多くの日本人の味覚に合わないことも大きな理由ではないかと思うのです。
「森のカスタードクリーム」というキャッチフレーズでポポーの苗が販売されていますが、ちょっと美化しすぎだと思います。

と、若干否定的な書き方をしてしまいましたが、我が家にはポポーの木が3本あリます。
4本あったのですが、大きくなってきたので1本はご近所に差し上げました。

品種は、「スウィートアリス」、「シェナンドー」、あと品種がわからなくなった1本。
ポポーは、一本だけでは果実が実らず、他の品種と交配が必要なのです。
木の高さは、剪定して3メートル弱にとどめていますが、放置しておくと10メートルもの大木になるらしいです。
3メートルというのは、脚立に登って安全に人工受粉する限界かなと感じています。

自己流の人工受粉方法

ポポーは、3月末ごろから、細い枝に茶色の花芽が膨らみ始めます。
写真の右側の茶色の膨らみが花芽で、成長すると左側のような、はっきりした花芽になります。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

さらに4月中旬にはどんどん花芽が大きくなり

ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

花が咲きはじめます。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

ポポーの栽培 ポポーの育てかた ポポーの受粉 人工受粉

この緑の花の中は、こうなっています。
緑の丸い部分が雄しべ。
丸いところから突き出ているのが雌しべです。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

ポポーがやっかいなのは、
違う品種の花粉が必要ということだけでなく、
一つの花で、メシベとオシベが時間差で成熟するということです。

メシベが受粉できる時には、オシベ(花粉)がまだネンネなのです。
メシベが枯れたころ、オシベが花粉をどっさり出すのです。

花粉を運ぶ昆虫が多く飛んでいる場所なら、放置しておいても受粉すると思いますが、私の家の場合、春になったばかりでそれほど昆虫も多くない時期なので、人工的に受粉をしています。
緑の花がチョコレート色に変わるのにせいぜい2日から3日と早いです。
完全に茶色になってしまうと、メシベは枯れて受粉できなくなります。
したがって、緑からチョコレート色に変わりかけくらいのタイミングでメシベに花粉をつけるのです

ポポーの栽培 ポポーの育てかた ポポーの受粉 人工受粉

このメシベにつける花粉は、別の品種のメシベが枯れて、オシベが花粉を出している花から花粉を取り出します。
綿棒とかツマヨウジのような細い棒でオシベをつつくと、パラパラと花粉のう(花粉が入っている袋)が多数取り出せます。

ポポーの栽培 ポポーの育てかた ポポーの受粉 人工受粉

上記画像のメシベは、すでに人工受粉した後です。
メシベの先に、花粉のうがくっついています。

私は、花粉をスプーンに取り出します。

すると、花粉のうから、白い粉のような花粉が飛び出していることがわかります。
いろいろ試してきましたが、スプーンを直接メシベに押し当てた方が、確実にどっさりと、花粉を着けることができます。
自己流なので、もっと別の方法もあるかもしれません。
固い花びらを指で開いて、メシベを出して、スプーンの上の花粉をメシベの先にくっつけます
ポポーの栽培 ポポーの育てかた ポポーの受粉 人工受粉

花粉を取り出した後の花の中です。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実


うまく受粉していると、緑の雌しべがしっかりと枝に残ります。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

一方、うまく受粉できなかった花は、枝からポロリと落ちてしまいます。


数日すると、雌しべが膨らんでポポーのベビーの姿になります。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

このまま、全てが成長するわけではなく、樹の大きさなどにより自然に実が落ちて、樹の大きさに似合った数が残ります。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

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残った果実は、どんどん成長して大きくなります。
実の大きさは、200〜300グラムと大きくなりますが、結構しっかり枝に付いています。
私は台風など樹が大きく揺れる恐れがある場合、実のついている枝を細いロープで固定しています。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

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夏が終わるころ、細い枝に不似合いなほど大きく成長しています。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実

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ポポーの実は、時期が来ると勝手に落ちます。
毎朝、樹の下を見る必要があります。
ポポーの栽培 ポポーの育て方 ポポーの受粉 ポポーの花 ポポーの雄しべ雌しべ ポポーの実


参考になりましたでしょうか