全国、ダム湖がある場所は紅葉名所が多いですね。
多くのダム湖は、周囲を高い山に挟まれた渓谷にあるので紅葉名所になることは納得できますが、今回ご紹介する七ヶ宿(しちかしゅく)ダムは、周囲の山が高くなく空が広いという印象の場所です。
この七ヶ宿ダムにより形成された七ヶ宿湖は広大で、まるまる一周するのにかなりの時間を要しました。
それもそのはず、この七ヶ宿ダム湖は、宮城県の人口の80%近くの水瓶(みずがめ)なのです。
七ヶ宿湖を撮影する時、東岸を走る七ヶ宿回街道という整備された道路しかないのですが、車を停めて撮影できる場所がほとんどありませんでした。
ここは綺麗だなと思っても、停車スペースを探しているうちに、はるかに通り過ぎてしまうのです。
何度か、テクテクとかなりの距離を歩いたものです。
なので、東岸からの画像がとても少ない。
一方、西岸は、車がすれ違うのに注意が必要なほどの山間道路。
それでも、この道を走る車はとても少なく、多くの橋から湖の紅葉の絶景を撮影することができました。
この湖は、国土交通省が管理しているのですが、ダム竣工を記念して大噴水が設置されています。
確かに大噴水なのですが、湖が大きすぎて、写真にすると可愛いですね。
太陽を背にしていたので、ひょっとして虹ができるのではないかと期待しました。
なんとなく、色がついてるのですがわかるでしょうか。
私の位置が、太陽と噴水の線上から少しずれていたため、この程度でしたが、線上に居れば、おそらく虹が鮮明に映ったと思います。
国土交通省七ヶ宿ダムの公式ページ
http://www.thr.mlit.go.jp/shichika/