京都市内の寺社の秋は、カエデ(もみじ)の紅葉に圧倒されます。
これはこれで見事なのですが、いかにも人工的と言わざるを得ません。
右京区の金閣寺から仁和寺、龍安寺に向かう道(29号線)をさらに西に向かうと、広沢池があります。
このあたりから北側一帯が嵯峨野(さがの)と呼ばれるエリアになります。
29号線の南側は住宅地なのですが、北側は住宅調整区域で古くからの美観が保存されています。
風景の邪魔になる電柱も数少なく、よくぞこの景観を残しましたと言いたくなります。
嵐山に近いのですが、ここまで足を伸ばす観光客は多くなく、京都観光の際には時間があれば、嵯峨野散策はおすすめです。
今回は、嵯峨野の秋の風景をざっくりとお届けします。
嵯峨野の一番奥にある化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)です。
かつて風葬の地であったこの地から多数の石仏(地蔵)が掘り出されて、この寺に安置されています。
化野念仏寺境内の竹林です。
嵯峨野を代表する大覚寺と大沢池の紅葉
嵯峨野の場所
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