私Takataroが伊豆半島に2泊で撮影に行った初日は、世界ジオパークに伊豆半島を登録するための最終審査員が伊豆半島を訪問していたと夜のニュースで知りました。
伊豆半島を回ってわかるのは、古代に地球が形成された痕跡をいたるところで見ることができることです。
おそらく問題なく世界ジオパークに登録されることでしょう。
前回、天城越えの地にある浄蓮(じょうれん)の滝をご紹介しました。
今回は、その浄蓮の滝から約20kmほど南にある「河津七滝(だる)」をご紹介します。
伊豆では、滝のことを「たる」というため、七滝(ななだる)というのが正しいとのことです。
これらの滝は、古代の地殻変動で形成されたもので、まさにジオパークの一つのパーツと言える場所です。
河津七滝は、河津サクラで有名な河津町を流れる河津川の上流にあります。
河津七滝に車で行くには、山の中腹を通る国道414号線から、「河津七滝ループ橋」をくるくると回りながら一気に下りていきます。
このループ橋を降りたところが、七滝のある場所です。
町営の無料駐車場に車を止めて、徒歩で七滝を回ります。
駐車場の案内看板に、1番目の「大滝(おおだる)」は《一般の方は見学できません》と書いてありました。
そんな馬鹿な!
それじゃぁ、七滝といわずに六滝というべきではないかと独り言をいいつつ、大滝の場所に行ってみると、「天城荘」という立派な温泉旅館がありました。
どうやら、この旅館の敷地内に「大滝」はありそうです。
天城荘に入って、職員の方に「大滝」を撮影したいとお願いしたところ、
売店で何かお土産を購入するか、あるいは見学料500円を支払えば見学可能とのこと。
私Takataroは、迷わずお土産を購入することにしました。
「大滝」に行くには、天城荘のエレベータで下に降り、そこからさらに坂道を下ります。
エレベータや、整備された道がなければとても滝まで行くことは困難な場所です。
坂道を下りきったところに「大滝」がありました。
河津七滝の中で一番大きい滝です。
V字形の谷底にある滝は、ゴーゴーと水が落ちる音だけが響き渡る秘境です。
見学料を払ってでも見る価値が有ると思いました。
つづく
天城荘の公式ページ
http://www.amagisou.jp
大滝(おおだる)の場所=天城荘の場所