前回まで河津七滝(かわづななだる)のうち、大滝(おおだる)、出会滝(であいだる)、カニ滝(かにだる)、初景滝(しょけいだる)をご紹介しました。
今回は、残る3滝 蛇滝(へびだる)、蝦滝(えびだる)、釜滝(かまだる)と、その先にある猿田淵(さるたふち)という場所をご紹介します。
ここから先は、息切れがするほどの狭い上り坂や階段が続きます。
「蛇滝(へびだる)」です。
頭上を樹木で覆われた渓谷にあります。
河岸の玄武岩が蛇のうろこのように見えることから名づけられたそうです。
「蝦滝(えびだる)」です。
ここには、吊り橋を渡って行きます。
吊り橋の眼下に滝があります。
頭上は樹木で覆われ、昼間でもかなり暗い場所です。
この滝の形がエビの尻尾に似ていることから名づけられたようです。
言われてみれば、確かに、、
七滝の最後は「釜滝(かまだる)」です。
最初の「大滝(おおだる)」の次に大きな滝です。
この場所は、地獄谷とも言われていた場所。
滝に見とれながら、ふと頭上を見上げると、垂直にそそり立つ玄武岩の岩壁があります。
ここまで来たからには、その先にある「猿田渕」も見ておかねば後悔すると思い、目の前には、曲がりくねった上り階段がありましたが、元気を出して先に進むことにしました。
この写真は、階段途中から見下ろして撮影したものです。
到着した「猿田淵」です。
正直なところ、エッと思いました。
これだけ?
ひょっとして季節を間違ったのかもしれません。
おそらく、地質学に造詣の深い方にはとても貴重な場所なのかもしれませんが、あの階段を重たいカメラを持ってひーひー言いながら登ってきた写真家には、ちょっと期待外れでした。
その2で記載したとおり、駐車場からシャトルバスで、この猿田淵に先回りして、川上に向かって滝を巡るのが正解と思います。
最初に「猿田淵」を見て、最後に「大滝」を見て天城荘でお土産を買えばと思います