全国で竹林の荒廃が問題になっています。
竹は地下茎で、ほっておくとどんどん領地を広げます。
管理する人間がいなくなると、数年で手がつけられなくなります。
一方で、日本人は筍(たけのこ)が大好き。
今回ご紹介するのは、京都府向日(むこう)市の”竹の径(みち)”です。
向日市は、たけのこの産地として有名で、たけのこが生まれる竹林を美しく手入れして観光にも活用しています。
竹林の中に、約1.8Kmの道路があり、竹林に勝手に入れないように垣根が設けられています。
この垣根が竹で作られた風情があるところが、さすが京都です。
道路両側に広がる竹林は、日本画を見るかのように美しい空間です。
里山(さとやま)が消えつつあるなかで、実は世界に誇れる日本の風景の一つに、美しい「竹林」があるのではないかと思わずにいられません。
向日市観光協会の公式ページ
http://www.muko-kankou.jp/recommend/detail.html?id=5
【竹の径の場所】