6年前(数えで7年前)の「御柱(おんばしら)祭」の記録を、つい先日このブログにアップしたばかりですが、今年の諏訪大社下社の御柱祭_山出し木落し」に行ってきましたので、今回は横着をせず、すぐに画像をアップします。
6年前の前回は、木落しの観覧席の抽選に外れたため、朝2時に現地到着し、当日券をなんとか手に入れることができました。
しかしながら、観覧席の場所は木落し坂から一番遠い場所で、斜めかからしか見えない位置でした。
今回はこれに懲りて、2月からの観覧席応募には、土日を避けて金曜日のS席を申し込みました。
結果、S席が取れたのですが、今回現地で隣に座った諏訪大社の氏子(うじこ)の方に話を伺ったところ、氏子でも観覧席の抽選にはずれた人が沢山いるとのこと。
それほど、下社木落し坂の観覧席を確保するのは困難なのです。
4月8日(金)の木落し初日は3本の御柱を落とすことになっています。
開始時刻は12時半。
今回は、開始までの様々な場面をご紹介します。
本殿の左右に6年前(数えで7年前)に建てられた御柱が建っていました。
木の柱が「立つ」ではなく「建つ」というのは、本来は伊勢神宮のように式年祭で建物を建て替えるべきところを、建物の代わりに御柱を立てることで代用したことから建物を「建てる」と同じ意味で「建つ」を用いるようです。
建物に向かって左の御柱です。
この2本以外に、本宮の中に2本、合計4本が建っています。
中の2本は見学できません。
木落しが行われる木落し坂には、この下社から緩やかな上り坂を数キロ歩き続けるか、バスで行くかの方法があります。
足に自信がない方は、迷わずバスを利用するほうが良いと思います。
当日(金曜日)は、3本の御柱が坂を落ちます。
土曜日は2本。
日曜日は3本で、計8本です。
4本が下社秋宮、残り4本は下社春宮に建てられます。
木落の開始予定が12時半でしたので、それまでの時間、木落坂の上に行き、御柱古道(ふるみち)を曳(ひ)かれてくる御柱を見に行くことにしました。
木落し坂の上から見下ろした景色です。
スキーのラージヒルジャンプ台に立ったような怖さを感じます。
観覧席が小さく見えます。
御柱古道を歩いて行くと、最初に木落しされる春宮四の御柱が、すぐ近くまで来ていました。
御柱古道の路上では、祭を盛り上げる様々な役割が演じられています。
短い動画です。