長野県 2016年御柱祭_下社木落し(その1)

6年前(数えで7年前)の「御柱(おんばしら)祭」の記録を、つい先日このブログにアップしたばかりですが、今年の諏訪大社下社の御柱祭_山出し木落し」に行ってきましたので、今回は横着をせず、すぐに画像をアップします。

6年前の前回は、木落しの観覧席の抽選に外れたため、朝2時に現地到着し、当日券をなんとか手に入れることができました。
しかしながら、観覧席の場所は木落し坂から一番遠い場所で、斜めかからしか見えない位置でした。

今回はこれに懲りて、2月からの観覧席応募には、土日を避けて金曜日のS席を申し込みました。
結果、S席が取れたのですが、今回現地で隣に座った諏訪大社の氏子(うじこ)の方に話を伺ったところ、氏子でも観覧席の抽選にはずれた人が沢山いるとのこと。
それほど、下社木落し坂の観覧席を確保するのは困難なのです。

4月8日(金)の木落し初日は3本の御柱を落とすことになっています。
開始時刻は12時半。
今回は、開始までの様々な場面をご紹介します。


諏訪大社下社秋宮です。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り 

下社秋宮神楽殿です。
諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

神楽殿の背後にある本殿です。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

本殿の左右に6年前(数えで7年前)に建てられた御柱が建っていました。
木の柱が「立つ」ではなく「建つ」というのは、本来は伊勢神宮のように式年祭で建物を建て替えるべきところを、建物の代わりに御柱を立てることで代用したことから建物を「建てる」と同じ意味で「建つ」を用いるようです。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

本宮に向かって右の御柱です。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

建物に向かって左の御柱です。
この2本以外に、本宮の中に2本、合計4本が建っています。
中の2本は見学できません。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り


木落しが行われる木落し坂には、この下社から緩やかな上り坂を数キロ歩き続けるか、バスで行くかの方法があります。
足に自信がない方は、迷わずバスを利用するほうが良いと思います。


当日(金曜日)は、3本の御柱が坂を落ちます。
土曜日は2本。
日曜日は3本で、計8本です。
4本が下社秋宮、残り4本は下社春宮に建てられます。

木落の開始予定が12時半でしたので、それまでの時間、木落坂の上に行き、御柱古道(ふるみち)を曳(ひ)かれてくる御柱を見に行くことにしました。


木落し坂の上から見下ろした景色です。
スキーのラージヒルジャンプ台に立ったような怖さを感じます。
観覧席が小さく見えます。
諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

御柱古道を歩いて行くと、最初に木落しされる春宮四の御柱が、すぐ近くまで来ていました。

諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り


御柱古道の路上では、祭を盛り上げる様々な役割が演じられています。

諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り

諏訪大社下社秋宮 御柱 木落し 木落坂 御柱古道 御柱木遣り


短い動画です。


木落し坂の場所
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