2016年5月14日、諏訪大社下社の里挽きが始まりました。
4月の御柱祭(4月8〜10日)の山出しでは、御柱8本は。①木落し坂で、長さ100m、勾配35度の急な斜面を豪快に滑り落ちたあと、②注連掛(しめかけ)という場所に運ばれて約1ヶ月間置かれていました。
注連掛(しめかけ)に置かれている8本の御柱です。
ブルーシートがかけられている御柱は、曳き綱がつけられたまま御柱の上に乗せられています。
4月の御柱祭は、山出しと呼ばれ、諏訪の奥山(霧ヶ峰など)で切り出した御柱を、注連掛まで運ぶ祭でした。
5月の御柱祭は、里曳き(さとびき)と呼ばれ、注連掛→ 春宮→ 秋宮のルートで御柱を運び、春宮で4本、秋宮で4本の御柱を建てるハードな祭です。
里曳き初日は、注連掛から御柱を道路に落とす作業です。
4月に、木落し坂から落とされたのですが、ここで再び斜面を落とされます。
ただ、上記画像のように、斜面が短いので、地元の方はミニ木落しと呼んでいました。
一日かけて8本の御柱が落とされましたが、今回のブログでは、先に落とされた春宮の4本の御柱をご紹介します。
秋宮の4本は、次回です。
坂の下の道路に落とされた御柱は、春宮に向かって木遣りの号令とともに曳かれてゆきます。