静岡県湖西市 遠州新居の手筒花火(その4「前夜祭」_強烈なオープニングは、猿田彦煙火)

遠州手筒花火には、「試み」(7月最終金曜日)と、「前夜祭」(7月最終土曜日)があります。
前にも書きましたが、前夜祭の翌日に、手筒花火の本番があるのかというと、ありません。

新居町諏訪神社の例祭の前夜祭の行事として、手筒花火があるということですね。

そして、いよいよ土曜日の前夜祭ですが、「試み」が行われるのは新居小学校グラウンド。
「前夜祭」は、新居中学校グラウンドです。
新居中学校は小高い丘の上にありますが、この丘に登る入り口に、新居町諏訪神社があります。

遠州新居町の諏訪神社(旧名を猪鼻湖神社といい猿田彦大神を祀る)

遠州新居町の諏訪神社参道の鳥居に手筒花火


諏訪神社参道入り口の鳥居です。この鳥居の右側に、新居中学校に向かう道があります。


遠州新居町の諏訪神社(旧名を猪鼻湖神社といい猿田彦大神を祀る)

遠州新居町の諏訪神社参道の鳥居に飾られた手筒花火大筒


鳥居に2本の柱には。手筒花火の大筒が飾られていました。


遠州新居町の諏訪神社(旧名を猪鼻湖神社といい猿田彦大神を祀る)

諏訪神社(旧名を猪鼻湖神社といい猿田彦大神を祀る)


諏訪神社の本殿です。


開会式が終わると、最初に披露されるのが、「猿田彦煙火(さるたひこえんか)」です。

遠州新居の手筒花火 前夜祭 猿田彦大神

遠州新居の手筒花火 前夜祭 猿田彦大神の入場で火祭の開始


猿田彦(さるたひこ)とは、神話に登場する神様で、神々の道案内をする神様です。大きなお祭りでは、御神輿(おみこし)の先頭を歩く、天狗の面で、一本足の高下駄で歩いています。
「前夜祭」の先導として、猿田彦が登場するというわけです。
この猿田彦の神が、煙火会場を横切り終えると、後方から、猿田彦の神の後を追うように、手筒花火に次々と点火(消費)されます。

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

遠州新居の手筒花火 猿田彦

この猿田彦煙火は、上西町という町内が毎年担当しているそうです。
猿田彦煙火は。前日の「試み」ではプログラムにはなく、前夜祭本番のみとのこと。

火の中を、顔も腕も出して歩いて、火傷(やけど)しないはずがないのですが、皆さん、笑って手を振って、楽しくてしょうがないというように見えます。

アンビリバボー!な風景です。

新居中学校の場所

大きな地図で見る

この記事やこれらの写真はいかがでしたか?