「越中八尾おわら風の盆」は、男女の踊りの魅力だけではなく、民謡「おわら節」の唄と、その伴奏にも大きな魅力があります。
「おわら節」と呼ばれる唄については下記サイトに詳しく記載されています。
「越中八尾おわら保存会」の公式ホームページ
http://owarahozonkai.jp/kasi.html
唄とともに有名なのが、伴奏です。
伴奏は「地方(じかた)」が奏でる、「囃子(はやし)」「三味線(しゃみせん)」「太鼓(たいこ)」「胡弓(こきゅう)」で成り立ちます。
「胡弓」が入る民謡がほかにあるのかは知りませんが、真夏を過ぎようとする9月に北陸の地で聞く「胡弓」の、なんともいえない響きが「風の盆」をますます有名にしているのではないかと感じます。
この八尾の出身で、胡弓の名手と名高いのが、若林美智子さんです。
おわら風の盆の会場にポスターがありましたので写してきました。
ん
おわら風の盆の期間、観光客が帰ったあとの深夜、若林さんが弟子たちと町流しをするそうです。
私Takataroの友人は、毎年、この町流しの後ろをついて歩きたいがために東京から八尾に訪れています。
どこで出会えるか、秘密だそうで教えてもらえません。