福岡市 中洲まつりの女神輿は、華やかで元気印

毎年10月に、福岡の名所?中州大通りで中州まつりが開催されます。
中州大通りにふくやという、あの明太子(めんたいこ)を開発した会社があります。

ここからの話は、聞き伝えなので、正確ではありませんのでご了解ください。
このふくやさんの創業者は、戦後の食糧難のなかで、明太子を開発。特許などで独占するのではなく、明太子を作って売りたいという人たちに、製造技術を教えたそうです。
だから、福岡に行くと、たくさんの銘柄の明太子があるのです。そのなかで、ふくやさんは、土産物屋には商品をおかずに、直営店のみで販売しています。ちょっと、別格ですね。

このふくやさんが、夜の街中州が、寂れかけたときに、中洲で働く女性たちを元気にするために、国廣神社を舞台に始めたのが、中洲まつりです。

中州まつりのメインイベントは女神輿(おんなみこし)。2基の豪華な神輿が、国廣神社をスタートすると、最初から最後まで、担ぐのは500人以上の女性、そして神輿の棒の前後に女性が仁王立ちです。

中州祭01

中州祭02

だいたい、神輿棒の上に立つのは、普通はご法度(はっと)。
だって、神輿には神様が乗っているので、神輿を見下ろす場所から撮影することも禁じられている祭りが多くあるのです。
東京の三社祭では、神輿棒に乗ったため、翌年の祭りが中止になったこともあるくらいです。

女神輿(おんなみこし)は、そんなこと関係なく、めちゃ元気に神輿棒に乗っています。
アサヒジャーナルという、ちょっと硬い週刊誌が、若きころの筑紫哲也さんを編集長にして、リニューアルしたときの、最初の記事が元気印の女たちという題でした。(数十年前の記憶です)

確かに、あのころから、日本中の女性が元気です。


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