このブログの「お問い合わせ」に先日、yoshiさんという方から、こんな連絡をいただきました。
>初めまして、いつも素敵な写真を拝見してます‼ 私は いすみ市大原の出身の者で祭りの写真を見てファンになりました‼ 今年も写真撮りにいらっしゃるのでしょうか? 今年はお宮を新しく作った所が二つあって遷宮式を行うので是非おこしになって美しい写真を撮ってほしいです‼ では 益々の活躍祈ってます‼
yoshiさん、2015年9月23日、「大原はだか祭」に行ってきましたよ。
遷宮式という貴重な情報をありがとうございました。
大原地区十八神社のうちの、龍口神社と廣田神社の本殿造営
大原はだか祭は、千葉県いすみ市大原の18の地区の神社の氏子(うじこ)が、年に一度集合する祭です。
今年は、数十年に一度あるかないかという神社本殿の造営が、それも2ヶ所でありました。
関係者にお聞きしたところ、今年と来年に別々に遷宮式を行うという案もあったそうですが、結局は今年2ヶ所とも行うことになったとのことです。
瀧口神社の遷宮式
瀧口神社は午前10時から遷宮式が執り行われました。
10時前から、大原十八社の神輿が、瀧口神社に続々と集合。
先に短い動画で様子をごらんください。
祝い唄が唄われながら、神輿の宮入です。
この大原はだか祭で、神輿が肩に担がれて運ばれるのを見たのは、私はこれが初めてかもしれません。
お参り後、本殿の周りを一周して、本殿の前で神輿を放り上げます。
この祭で、私の大好きなシャッターチャンスの一つです。
この場面の動画です。
私は、写真専門で動画は重視していませんが、やはり動画でなければ伝わらないこともあります。
そのため、小さなアクションムービーカメラを、カメラの上にあるストロボを取り付ける金具(アクセサリーシュー)に取り付けて写しています。下記動画の下にカメラのレンズフードが写ってしまっています。
また、シャッターを切る音が、カシャカシャと録音されてしまっていますが、ご容赦のほどを。
瀧口神社のお参りがすんだ神輿は、次に大原漁港にある廣田神社の遷宮式に向かいます。
廣田神社の遷宮式
私は、大原に朝6時に到着、廣田神社には場所の確認のため7時前に行きました。
すでに、本殿の前には神輿が置かれ、男衆達が集まっているところでした。
このあと、廣田神社の神輿は、瀧口神社の遷宮式に向かって出発しました。
正午前、先に遷宮式を終えた瀧口神社から、廣田神社に神輿が到着し始めました。
廣田神社は小さな敷地いっぱいに本堂が建てられているため、神輿は神社前の狭い道路で神輿を持ち上げます。
十八の神社の神輿が全て集まるころには、神社周囲の道路は神輿と群衆で埋め尽くされています。
このあと、ここの場所で休憩となり、ほんの半刻ほどののちには神輿達は次々と出発して行きました。
この祭に来て思うことは、赤ん坊のときから祭に参加している大原の人々は、大原が大好きなんだろうということです。
後日、遷宮式以外の写真もアップする予定です。
大原はだか祭を、まだ知らない方は、過去記事(5回連続)をごらんください。
このページの題名下のタグ(赤色文字)の中の「大原はだか祭」をクリックすると過去記事一覧が表示されます。
《大原はだか祭の行われる場所》