駐車場アコーディオン式門扉の古いキャスターの車輪だけを取り替えてみた

旧自宅の駐車場には、アコーディオン式の伸び縮みする門が付いています。
25年前に新築した当初から、開け閉めが重たく、力ずくで引っ張って締めるという状態でした。
そのうち、開け閉めが面倒になり、常時開放状態になってしまいました。

今回、DIYで修理したので、その記録です。
アコーディオンドアを柱から外して、車輪を見たところ、タイヤ部分が磨り減って丸くない形状になっていました。
古いキャスター交換 古いキャスター自作 キャスター修理 

取り外したキャスターを当地の巨大なホームセンターに持参し、同じものがないか調べてもらいました。
キャスターメーカーに電話もしてもらって調べてもらったのですが、アコーディオンドアの取り付けるネジサイズが特殊で、車輪直径6センチのものは製造していないという結果になりました。
このホームセンターのキャスター売り場に、直径6センチの車輪部分だけ売っていたので、店員さんに車輪だけ購入して、自分で古いキャスターに取り付けると話したところ、「それは無理でしょう」という反応。
オヌシ、私のDIYの実力を知らないな!

早速、車輪と車軸にするボルト/ナットを購入して、作業に取り掛かりました。
まず、古い車輪を取り外します。
グラインダーで車軸の頭を削り、カナヅチでポンチを叩けば、車軸は簡単に抜けます。
キャスター交換 古いキャスター自作 キャスター修理 

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4つのキャスターの車輪を外しました。
直径6cmあったはずの古い車輪は、磨り減って、直径5cmほどになっており、しかも丸くないいびつな形状になっていました。
これでは車輪が回らず重たいのは当たりまえ。

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新しい車輪と並べてみれば一目瞭然。

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古い車輪を外した金属部分は、頑丈でサビもほとんど影響していませんが、古い車軸の穴が小さい。
新しい車輪の車軸用ボルトはM8(直径8ミリ)なので。金具に電動ドリルで8ミリの穴を開けました。
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あとは組み立てるだけです。
車軸に使ったステンレス製のボルトから、振動でナットが抜ける可能性が大きいため、余分のネジ山をハンマーで叩いてネジ山を潰しておきました。
これで、アコーディアンドアに取り付けて見たところ、とてもスムーズに開閉できるようになりました。

キャスター交換 古いキャスター自作 キャスター修理 

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おそらく、今後も開け閉めすることはほとんど無いと思うのですが、締めようと思えばスムーズに閉められる状態に回復した遠いう満足感があります。

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