京都には紅葉名所が多くあります。
この1ヶ月間、このブログ訪問者の検索用語最多となったのは、「岩戸落葉神社」です。
あまりにもマイナーな紅葉スポットと思い、掲載を躊躇したブログページに毎日100人以上の訪問者があり驚いています。
京都通と言われる人たちは、有名な観光スポットよりも、マイナーな隠れ名所を求めているのかもしれません。
今回の東福寺の紅葉は、あまりにも有名すぎて、ネット上には画像が溢れているため、別に私が掲載する必要もないのですが、東福寺の紅葉を見ていないのかと思われるのもシャクなので、とりあえず掲載しておきたいと思います。
京都の紅葉(こうよう)は美しい。
確かに、そう思います。
しかしながら、日本全体でいえば、特殊な紅葉です。
京都市内の社寺の紅葉(こうよう)といえば、ほとんどが紅葉(モミジ=カエデ)中心です。
いつの時代から、京都の社寺にモミジが多くなったのかわかりませんが、新しい品種も植えられているので、今でもモミジが増えているように思います。
その点、東福寺ほど、モミジ一色の紅葉(こうよう)で徹底統一すると、それはそれで凄いものです。
東福寺の紅葉の一番人気は、通天橋(つうてんきょう)という回廊から見下ろす庭園です。
この眺めは、京都随一の圧巻といってよいと思います。
次の2枚は同じ場所で、パノラマからズームしたものです。
紅葉の海原(うなばら)といった景色です。
東福寺は、境内にかなりの高低差があるため、通天橋から見下ろす景色を、逆に下から通天橋を見上げると別の景色になります。
モミジの下の景色はというと、これまた地面の落葉と頭上の紅葉で美しく、立ち去りがたい景観なのです。
東福寺の公式ページ
http://www.tofukuji.jp/temple_map/
東福寺の場所