渡良瀬遊水池で毎年、春と晩秋に開催される渡良瀬バルーンレース。
私は、晩秋(12月)の大会には3度行ったことがあるのですが、春は今回初めて行きました。
熱気球が好きで、全国の熱気球大会に出かけていますが、自宅から一番近い、この渡良瀬遊水池の大会が一番好きです。
なぜかといえば、この景色。
電柱も高圧電線鉄塔もない、建物もない場所で熱気球が撮影できる場所は、少ないのです。
特に、私の場合、熱気球を撮影するのではなく、熱気球が飛んでいる風景を撮影したいので、地上の景色が大事なのです。
熱気球の大会レースは、朝6時過ぎと、午後2時過ぎの2回、風の弱い時間帯に行われます。
私は、ほとんど朝だけ撮影して帰ります。
朝の撮影のほうが、太陽の位置や、朝もやなどの空気感が好みだからです。
ということで、さっそく画像をアップします。
レース開始に先立って、会場からホンダの熱気球アシモ君が飛び立ちました。
この日の朝のレースは、競技に参加する熱気球が、たの場所から渡良瀬遊水池を目指して飛んできて、運動広場に設けられた目印にマーカーを投下するという競技です。
マーカー方向に朝日が昇っていますが、振り返ると空に多数の熱気球が浮かんでいます。
いよいよ、運動広場に夏気球が降下してきて、順番にマーカーを投下します。
熱気球は朝日に向かって遠くに消えて行きました。
このころ、他のカメラマンはほとんど帰ってしまいましたが、私はしつこく撮影を続けました。
なぜなら、この景色を撮りたかったからなのです。
渡良瀬バルーンレースの公式ページ
http://www.air-b.com/airb_new/index.html
渡良瀬遊水池(藤岡渡良瀬運動公園)の場所