意外に知られていない、北山杉の美林風景
周山街道は、日帰り京都観光では、なかなか行きにくいエリアですが、もし余裕があれば、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
周山街道一帯は、かつては北山杉と呼ばれるブランド杉で有名な場所でした。
現在でも、美しい杉山が保たれており、街道沿いには、材木業の会社もあり、京都中心部の観光メッカにはない、素敵な光景に出会えると思います。
北山杉の特徴は、節目の少ない真っ直ぐできれいな木肌の柱で、床柱や大黒柱として利用されます。
節目が少ないということは、枝数を減らして、太らせないことですが、北山杉の山には、天辺だけ枝を残した杉の木が多数見られます。
園芸用に、小さく育てたものもあり、面白い樹形です。
下の写真は、北山杉の古木の背景に、巨大なモミジの紅葉がコラボレーションしています。
細い北山杉が多数あるように見えますが、１本の古木の幹枝から伸びたものということがわかるでしょうか？
撮影した場所は、現在は立ち入りできない場所もあるため、正確な場所の記載は、ひかえさせていただきます。
また、杉山ばかりのように見える場所ですが、スポットでは、見事な紅葉に出合えます
