日光街道の杉並木の全貌を知りたい
日光杉並木は、並木道の長さ(総延長37Km)で世界一に認定されています。
私は、日光には年に何度か行くのですが、これまで杉並木を意識したことはありませんでした。
ただ、日光方面に行くたびに杉並木を通るか、横切るかしているのです。
今回、思い切って杉並木の全貌を調べてみようと思い立ち、それだけの目的で行ってきました。
事前に、場所などを調べたのですが、意外に情報が少ないのです。
杉並木街道の歴史などについては詳しいのですが、どこからどこまでという地理的な説明がわかりづらいものが多いのでした。
そのあたりの苦労の含めて、紹介していきたいと思います。
動画の編集作業をしつつ、地図を作成しつつですので、一度に完成できません。
少しずつ追加していきますので、ご了解ください。
まず最初に、日光杉並木の地図です。
徳川家康を神として祀る日光東照宮に向かう三本の街道が現存する杉並木になっています。
三本の街道の全体図です。
日光東照宮に向かって一本になるのがわかります。
緑色の部分が、現存する杉並木です。
【見やすいPDFファイル(A4サイズ)です】
01_日光杉並木街道全図
❶日光街道 宇都宮から日光東照宮に向かうメインストリートです。
❷日光例幣使(れいへいし)街道 神様になった徳川家康の霊に貢ぎ物を届けるための道
❸会津西街道 東北方面から日光東照宮に向かう街道
日光街道 拡大図Aです。
栃木県のデータでは、日光街道の杉並木延長が19.2Kmとあるのですが、そのうちの日光東照宮に一番近い 現存する3.9Km部分です。
車で国道119号を日光方面に向かって走ると、右側に杉並木というより森があるように見えます。
その森ように見える中に、国道119号に並行して旧日光街道があります。
三等分した中央部分は、車乗り入れ禁止区間ですが、その前後は車で走ることができます。
【見やすいPDFファイル(A4サイズ)です】
日光杉並木_拡大図A
モバイルカメラで撮影した日光杉並木A区間の動画の動画を8倍速でごらんください。
車乗り入れ禁止区間は、自転車で走りました。
日光街道 拡大図Bです。
昔は、拡大図Aから拡大図Dまで杉並木が連続していたのかもしれませんが、現在は市街化の開発のため途切れ途切れ担っています。
【見やすいPDFファイル(A4サイズ)です】
日光杉並木_拡大図B
モバイルカメラで撮影した日光杉並木B区間の動画を8倍速でごらんください。
この道も国道119号と並行してあり道路は舗装されています。
日光街道 拡大図Cです。
❷日光例幣使(れいへいし)街道
モバイルカメラで撮影した動画を8倍速にしました。
実際速度では16分かかった距離ですが、約2分で通り抜けます。
地図下部の、JR鹿沼駅近くに、杉並木寄進碑という石碑があり、その場所から撮影を開始しました。
<続きは、後日へ>
JR今市駅の場所