自宅で、写真スタジオを始めたところ、嬉しい誤算と言えばいいのか、次々に撮影依頼があり、この2ヶ月間、風景や祭りの撮影に行くことができません。
せっかく育ててきたこのブログも、新しい撮影については更新が難しいかもしれません。
でも、過去の画材は山盛りありますので、題材には困りません。問題は、時間が足りないことだけです。
頻繁に更新されているようなら、写真スタジオにお客様が来ていないと思ってください。
ということで、今回は、2017年8月に撮影した岡山県総社(そうじゃ)市の備前国分寺です。
今年は、夏に台風が連続して上陸した当たり年でした。
備前国分寺に行ったのは、台風直撃という前日午後。
天気は良かったのですが、台風が近づいているため、雲の流れがとても早い。
国分寺の五重塔が、雲で陰ったり、照らされたり。
五重塔が明るく照らされたと思ったら、周りの畑が陰ってしまいなかなかシャッターが押せません。
撮影しながら思ったのです。
こんなに雲が流れる日は、夕焼けが面白いかも。
そう考えると、ひたすら夕刻が近づくのが待ち遠しくなりました。
8月なので日が沈むのが遅い。
どこで撮影しようかと歩き回っていると、路傍に石柱がありました。
「平山郁夫画伯が写生した場所」を示す石柱でした。
なかなかドラマチックすぎて、CGで作ったみたいな絵になりました。