京都嵐山の南、京都市中心部からは、西山と呼ばれるエリアに、浄住寺はあります。日帰りで嵐山に行く観光客には、ちょっと中途半端な場所になるため、紅葉シーズンでも訪れる客は多くありません。
近くの、地蔵院を訪れた人の一部が、徒歩でやってくるケースが多いように思います。
浄住寺は、宇治に本山がある萬福寺と同じ、黄檗宗(おうばくしゅう)の寺と言われています。そのせいか、門構え、本堂などの建物の建築様式が、いわゆる日本の寺院と異なり、異国の雰囲気をかもし出しています。
紅葉シーズンは、京都の名所は、どこも人でいっぱいですが、ここは静かです。