東京都荒川区 素盞雄神社の神輿振りは、ご苦労様としかいいようがない

街のあちらこちらで、神輿が左右に振られる珍しい光景

東京都荒川区のJR南千住駅から徒歩15分くらいのところにある素盞雄神社(すさのおじんじゃ)の例祭は6月初旬にあります。

この神社の祭りの特色は、神輿(みこし)担ぎの方法です。
この祭りで神輿をはじめて観た人は、あっけにとられるか、「あっ、危ない」と感じます。遠目に観ると、神輿が倒れて人が押しつぶされているように思えるのです。

素盞雄神社04

素盞雄神社03

二天棒でシコを踏む

ここの神輿は、二天棒(棒が2本)です。都会の神輿は棒が4本が多いのですが、二天棒は、田舎の細いあぜ道が通りやすいということで、南千住が、以前は田園地帯だったことがうかがわれます。

この二天棒の神輿を、笛の合図で左右に大きく振ります。下になるときは、相撲のシコを踏むときのように沈みこみます。そこから一気に持ち上げて神輿を反対側に振ります。

素盞雄神社02

素盞雄神社01

一度は観ることをお勧めしたい神輿担ぎです。

「素盞雄神社」の公式ホームページ
http://www.susanoo.or.jp/index.html


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