京都市下京区 祇園祭_7月10日〜14日 山鉾建て(その4:菊水鉾はウインチを使う)

四条室町交差点を上がったところ(北に行くこと)に菊水鉾が建てられます。
鉾が完成すると、その高さは25mになります。7〜8階建てのビルほどの高さになります。

これを、どのように組み立てるのか、分かりますか?

真木(しんぎ)の先に、菊の形の光る冠(かんむり)があります。鉾のてっぺんに光る飾りを付けるのは、厄よけを意味しています。
最初は、真木は、横倒しの状態です。
菊水鉾鉾建て02

真木の根元です。近くで見ると巨大な柱です。
菊水鉾鉾建て04

根元から、20mほど離れた路上に、大きなワイヤーウインチが固定されています。道路にどのように固定するのかといえば、道路に、鉾建てのための穴が開いているのです。
菊水鉾鉾建て06

あとは、ウインチをゆっくりと巻き上げて、真木を建てます。
菊水鉾鉾建て08

菊水鉾鉾建て10

菊水鉾鉾建て12

真木が立上がると、観衆から拍手がわき起こります。

他の鉾も同じかといえば、これがまた、様々なのです。

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